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by タナカマコト
勝手にミッションインポッシブル
こないだ、夫と映画【ミッション インポッシブル/ローグ・ネイション】を観に行った時のことです。

平日だったのと、公開からかなり経っていたこともあって、200席のスクリーンに対して観客は私達を含めて15名程でした。

最近の私は、映画鑑賞中にトイレに立つことがあるため(歳なのか)、

その時はあまり尿意を感じなかったのですが、念のため始まる前に半券を持ってトイレへ。
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入り口とは逆に階段があるのを見つけ、そっちの方が近かったため、その階段を降り、突き当たりの扉を何の迷いもなく押し開きました。

今思えば、ちょっと、いやかなり重い扉でした。

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入るとそこは真っ暗で、きっとその先に扉があって、まぁ、光と音をもらさないための二重構造なんだろう…とグングンと前進。

で、扉が閉まった瞬間、目の前が壁であることに気付いたのです。

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「あ、あれ??」

ここ出口じゃないの?間違えちゃったのか…やだー!私ったらうっかりさん!

引き返そうとしたその時でした。


扉が開かないのです。

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押して入ってきたその扉に取っ手はなく、どんなに引っ張っても開かないのです。

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私の周りが一気に暗闇になりました。

皆様、夜の自分家の部屋の電気を全部消して暗くなったところを想像してください。


その100倍!!いや1000倍!!!!

暗いの!漆黒!闇!!!!!!!

自分の手も何ーも見えない漆黒の世界なのであります。

恐怖と焦りが一気に襲いかかりました。

「あ、あれ?えーと、どうしよ…」

わざと独り言の声を大きくし、必死に扉の間(あいだ)に手をかけて引こうとしますが、

まぁー!うんともすんとも微動だにしない扉。

「あ、そうだ、夫に連絡…」

ハッ!

私、席に着いた瞬間にスマホの電源を落としてバッグの中に入れたのを思い出しました。

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何、ウキウキして準備してんだよー!自分ー!

ヤ、ヤバい…いよいよヤバい…!!!!

私、意を決して大声を出してみました。

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「す、すいませーん!ちょっとー!すいませんけどー!!」

………。

薄ーく、扉の向こうで聞こえるCMの音。防音バッチリ。

CMの音でこの音量なんだから、私なんかの声が観客に届くはずがありません。

私、もう、うわー!みたいな感じで扉を拳でドンドンと叩きました。

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「あのー!すんませんー!ちょっとー!誰かー!!!!」

…………。

何の反応もありません。

ウソ……

私、ここで2時間弱いなきゃいけないのか…

い、いや、もっと前に夫が異変に気付いて来るでしょう…

でもあいつ、私のいない間に、ここぞとばかりにポップコーンに集中しているに違いない…
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ポップコーン食ってんじゃねぇーよ!!気付けよ!!!オルァァア!!!

夫に、とばっちりの怒りの矛先を向け、扉を叩き続けました。

1分…2分程、叩いたでしょうか。

何ら変わらない現状で、私はとあるカルト教団の話を思い出しました。

「真っ暗な部屋でずっとジャンプしていると1分も経たない内に上下の感覚が分からなくなり、気が狂ってしまう」

……ヤバイヤバイヤバイヤバイーーーーー!

私、今日の日付を呟きながら、パニックにならないようにと自分を落ち着かせました。

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(※以前どっかで聞いた金縛りにあった時の解き方)

「にせん!じゅうごねんの!くがつ!はちにち!ようかとも言う!」

大声で言いながら、思いっきり蹴りも入れました。

その時でした。

ちょっとだけ、片方の扉がババンッと揺れたのです。
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だぁぁああぁッ!」

その瞬間を見逃さなかった私。

扉の隙間に手を入れ、「ぅうぅおぉりゃあぁあーー!」と扉をこじ開けました。

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デ、デ、デーデ!デ、デ、デーデ!

ミッションインポッシブルのあの曲が脳内再生されましたよ。

さながら私、レベッカ・ファーガソンでしたよ!

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もしかしたら5分もいなかったかもしれません。
(体感的には10分ぐらいに感じたんだけど)

でもとにかく怖くて怖くて、光が差し込んで来た瞬間、

私は腰が抜け、扉のすぐ出たトコでヘタヘタ〜と這いつくばってしまいました。

そして、急に手が震え出しました。
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少し落ち着いて振り返ってみると、扉には【非常口】と書かれ、

その下には【入らないでください】と書かれていました。


……ちゃんと書いてあるね……私のせいだね…。


私はヘナヘナした足に力を入れ、階段を上がり、客席の方をチラリと見ました。

観客全員もチラリと私の方を見ました。

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これ、皆、気づいてるのかな…?いや、気付いていないのか…?

皆の視線が【さっきからうるさかったの、あなた?】という意味なのかどうなのか確信が持てず、

私はうっすーら会釈&微笑を浮かべ、声にならない声ですみませーん…と呟き、席に戻りました。

ポップコーンを見ると、やはりかなり減っていました。


映画後、夫に聞いてみると「いや、何かドンドンって音は聞こえて、お客さんも「ん?」って感じになってて、俺は工事かなぁ…迷惑だなぁ…ぐらいにしか思ってなかった」とのことでした。

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映画は面白かったのですが、まぁでも、ほとんど心ここにあらず。
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今回の経験で得た教訓。

【現代人と言われようが、スマホは肌身離さず持ち歩こうね】

以上です。

ありがとうございました。

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by macototanaka02 | 2015-09-12 09:00 | 出来事 | Comments(0)
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